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こそけん所長コラム



33. リセット禁煙法

「肺ガンと診断された人のうち、何割の人が 3 年以内に亡くなるかご存知でしょうか。答えは 8 割です。
肺ガンは今は日本で一番多いガンとなりました。しかし研究は非常に遅れいています。早期発見も治療も困難です。米国では肺ガンの健康診断は中止になってしまいました。なかなか助かる人が見つからないからです。症状の全くないような段階で発見しても、なお手遅れの人が多いのです。同じお金を使うならタバコ対策に回した方が効果的だということになり、米国では現実にそうなっています。」

これは呼吸器科の磯村毅先生の著書「リセット禁煙のすすめ」の中での話です。
先生が長年患者さんに禁煙指導をしていて、なかなか効果があがらず悩み苦しんだ末に編み出された禁煙法なのだそうです。
「リセット」の意味は「食後に吸おうなんて思わなかった子どもの頃に戻りませんか」という気持ちが込められているそうです。
最近、注目されていて講演活動もされています。特に子どもたちへの禁煙活動に力を入れておられるようです。この「リセット禁煙法」で禁煙したある高校生の感想文を紹介します。

『今、僕は高校であと一年で受験生になるのに、タバコがやめれなくて校内で食後の一服が先生に見つかって停学になって良い機会だから、なんとなく母親に「タバコやめるわ」と言ってみた。これが僕の最高の禁煙方法に出会うキッカケとなった。正直言って 4 割やめれたら良いなあ、6 割また無理だろうと思って始めた。僕はもう何回も禁煙を失敗しまくっていた。(1 日で終わったことも) 過去最高で 1 週間だった。その時はめちゃめちゃつらかった。だから“今回も”と言う気持ちでやったため棚の中にはタバコがまだ残っていた。それでも 2 日間は禁煙できていた。その時、母が名鉄病院に連れていってくれた。と言うか連れて行かされたという感じだった。正直最初はタバコの病院行って学校の先生に好印象あたえて早く停学がとければいいなぁだったけど、先生の話を聞いてくうちに、あれ !? やめれるかも… ? みたいに、まるで催眠術にかかった気分だった。- 中略 - 本当にこの禁煙方法に出会えて良かったというか、もっと早く出会いたかったと思った。この禁煙方法がいろいろなスモーカーに伝わっていったら日本のスモーカーがどのくらい減るのだろう ? と思った。もしかしたらスモーカーだけでなく違法行為も減るんじゃないかなぁと思った。実際に僕はパチスロをする事があったけど、なぜか行く気がしなくなってしまった。タバコの匂いがいやになったのかわからないが行く気がしなくなったのだ。僕の他にも中学生・高校生は警察も家に電話するくらいだから本当に罪悪感なくタバコを吸う人が増えています。だからこの本や先生の話でタバコは本当に悪いものだと気づかせて中学生・高校生のスモーカーが減れば良いなぁと思った。最後に本当にありがとうございました。』

今回は紙面に限りがあり、詳細にはお伝えできないのが残念ですが、興味のある方、禁煙に失敗を重ねている方に「リセット禁煙のすすめ」の一読をお勧めします。