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こそけん所長コラム



27. 食② 〜食事どきのテレビ〜

ある読者アンケート調査で「食事どきのテレビどうしていますか ? 」「食事どきテレビを消したらいいことがありましたか ? 」「消すといいことがあると思いますか ? 」というのがありました。
回答者 366 人中、テレビを消さない 170 人 (49%) 消している 157 人 (43%) つけたり消したりが 30 人 (8%) でした。そして、テレビを消したら「食事に集中するようになった」「家族の会話が増えた」「食べるペースが速くなった」という現状や、そうなるであろうと期待をしているという結果でした。
この結果は「消したら良くなったという事柄は、食事中に親が普段から気になっていること (食事に集中しない、会話がない、落ち着かない、こぼすなど) があったことの現れである。親が思い描き求める食事中の子どものあるべき姿と実態が少しずれていて、そのため親は普段イライラを募らせているのではないか」と分析してありました。
なるほど〜テレビに限らず食事以外のことに集中していれば箸も進まない、話しかけても上の空、「ん、も〜う ! 」という母親の顔が見えるようですね。視点を変えると、母親の食事中のイライラを少なくする方法として、「食事どきのテレビを消す」を実行してみる価値があると思いませんか。
以前、新聞を読みながら朝食を摂る夫 (父親) に対する批判が上がったことがあります。子どもだけのことではないでしょう。夫婦が会話を楽しみながら食事をするということが夫婦円満の秘訣と言えるのではないでしょうか。その環境で育てられれば子どもは自然と「食事の時間は楽しいな」と感じてくれるはずです。これが居心地のいい家 (家庭) の土台となると思います。
もう一つ楽しい食事時間に大切なことがあります。
それは「小言は食後に言う」ということです。とくに思春期のお子さんに対しては是非これをお願いしたいです。