マザリー産科婦人科医院は島根県松江市にある産科婦人科医院です。助産師外来や院内助産システムを積極的に行い、妊娠中から出産、産褥までトータルでサポートいたします。気になる事や心配な事などお気軽にご相談ください

こそけん所長コラム



53. ジジ・ババ④

最近は子どもが産まれてからジジ・ババさんと同居する夫婦が増えているように 感じます。同居するのは、子育ての協力が得られることや経済的なこともあるで しょう。

ある夫婦は第 2 子が産まれてから同居しました。ジジ・ババさんは仕事をして いてお嫁さんは求職中でした。上の子を保育園に預けられないので自宅で 2 人 の子の子育てと家事をこなしていました。
ある日曜日、お嫁さんは風邪をこじらせ高熱があり寝込んでしまいました。下の赤ちゃんはまだネンネ時期なので一緒に寝ていればどうにか見てやることが できましたが、上の子は遊び回りたい時期で思うように遊んでやれません。夫は日曜日が休日の仕事ではなかったので留守でした。ところがジジ・ババさんは朝早くから行楽に出かけてしまったのです。
みなさんはこの状況をどう思いますか ? せめて上の子を連れて行ってくれたら、お嫁さんもゆっくりと休めただろうし、上の子も遊んでもらえて楽しかったの ではと思いませんか。お嫁さんからの情報しかないのでお嫁さんの肩を持つようになってしまいますが その点を差し引いても、この場合は協力が欲しかったですね。

人間関係は別として、子育てでは大家族でいる方が良い面が多いと思います。母親の育児には協力者が複数いることで楽ができ、子どもにとってはいろいろな 大人と接することで精神面や情緒面で逞しくなると思います。
しかし最近では、それを期待できないことが多いと感じます。ジジ・ババさんが自分の経験を押しつけてしまう場合、同居経験がないために あなたたちも夫婦でどうにかしなさいという場合、また孫を奪ってしまっている 場合など、状況は様々です。
ジジ・ババさんからの協力は得られない、また協力の仕方が分からない実情を 知った上で、子育て支援を考えなければならなくなったと思います。
結局、このお嫁さんはパートの仕事を見つけて 2 人の子を保育園に預けました。パートの仕事の給料は保育料に消えてしまいますが、自分の時間も持つことが でき子育てにもゆとりができたようです。