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こそけんコラム
40. 私が親になったとき

40. 私が親になったとき

ある講演で「私が先生になたとき (作者不詳)」という詩が紹介され、なるほど〜と私自身に置き換え、日々を振り返りました。

私が親になったとき 自分が真理から目をそむけて 子どもに本当のことが語れるか / 私が親になったとき 自分の未来から目をそむけて 子どもに明日のことが語れるか / 私が親になったとき 自分が理想を持たないで 子どもにどうして夢が語れるか / 私が親になったとき 自分に誇りを持たないで 子どもに胸をはれと言えるか / 私が親になったとき 自分がスクラムの外にいて 子どもに仲良くしろと言えるか / 私が親になったとき ひとり手を汚さず 自分の腕を組んで 子どもにガンバレと言えるか / 私が親になったとき 自分の闘いから目をそむけて どうして子どもに勇気を持てと言えるか

「先生」を「親」に置き換えていますが、「大人」「祖父母」「社会人」「上司」などに置き換えてみてください。後ろめたさを感じない人は少ないと思います。私も何だか恥ずかしい気がしました。でもこれは完璧を求めるものではなく、「人に言う前に少し考えてみよう」ということではないでしょうか。
何事も批判するのは簡単です。
他人を認め、協働することが下手になっていませんか ?
今だからこそ、みんなで元気に明るく、それぞれを認め合って生きましょう。
言葉だけではなく本当に、子どもたちの未来のために…。