前に戻る

こそけんコラム
39. ステキな宿題

39. ステキな宿題

あるテレビ番組で“親子で 1 分間抱き合う宿題” (宮崎県小林市の三松小学校) を紹介していました。対象は全校生徒、強制ではなく自主的にということのようでした。
我が子を何歳まで抱くことができるのかですが、子どもから抱っこを求めてくるのは、男の子は小学 5 年生までだそうです。番組の中では、高学年になると恥ずかしさもあり、親が「宿題は ? 」と強引に催促している様子が映されていて笑いを誘っていました。
この宿題は親にとっても、素直に甘えなくなり手もつながらなくなった子どもを堂々と抱くことができるチャンスなのです。そして子どもも内心、悪い気はしないでしょう。とっても素敵なほほ笑ましい宿題だと思いませんか。
宿題は感想も書くようになっていて「お父さんのヒゲが痛かった」「あたたかかった」「恥ずかしかったけどうれしかった」「いいにおいがした」など、子どもたちの素直な気持ちが寄せられていました。

このような宿題、全国の小学校で始まるといいなと思います。
もちろん宿題でなくても、子どもの様子で何かおかしい、最近ちょっと不安定と感じたらハグ (抱きしめ) してあげてくださいね。