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こそけんコラム

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7. 「育児」の意味は・・・

小児科医の仁志田博司先生の講演で、「日本語の“育児”とは、“育む (はぐくむ) ”と“育てる” という 2 つの意味があります。“はぐくむ”とは、まさに親鳥がその羽でひなを覆い包み育てるよう に、かばい守るという意味。“育てる”とは、養い成長させることであり、巣立つように、つまり 自然に自立するようにしてやる、という意味です」という話を聞きました。

「甘えのルール」(信千秋著) の中に『「教育」とは「教え育てること」というつもりなのでしょう。でも「教えること」と「育てること」は全く違うのです。「教」は教えることです。教えることは、すさまじいスピードで進化しました。知能教育はものすごい発展を遂げています。なぜなら、教育は 「効率」を持ち込める世界だからです。(中略)「育てる」というのは、言葉を掛けたり触ったり、世話をしたりすることなのです。およそ効率とは対極にある、手間暇のかかる、面倒な仕事なのです。しかもその実績や評価が数字となって表れるものではないのです』とあります。

「教える」を広辞苑で調べると、注意を与えて導く、さとす、戒めるとありました。「教育」とは必ずしも知能教育だけを意味するのではなく、目的・目標に導くというような意味も あると思います。
何だか難しい話になりましたが、現代は「教育」= 「知能」が重んじられ、「育児」= 「心の耐性」が不足しているところにさまざまな問題があると思います。「知性」ありきの「育児」は心が不安定になります。「育児」つまり“はぐくむ”こと“育てる”こと がしっかりとされた上での「知性」は心が安定し、世の中で自立して生きていけるのです。
学力低下の問題がありますが、それは「育児」からつながっている問題なのではないでしょうか。
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