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こそけんコラム

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54. スタートの年 〜 2008 年〜

みなさんは、2007 年はどんな年でしたか。
全国的に産科事情が激変する中、実は島根県も時間の猶予がありません。産科医不足は直ぐに何とかできることではありません。このままでは医師も 助産師も共倒れになってしまいます。
早急にできることは、助産師が本来の 職務を果たすべくシステムを構築することです。そのためには助産師たちが 医師の協力のもと体制を作らなければなりません。正常であれば助産師のみ で、リスクがあれば医師にバトンタッチするよう、医師と連携して妊産婦に 安全・安心・満足したケアの提供ができるようにしなければ、もう妊産婦を 支えることは不可能になるでしょう。
妊娠・分娩は自然のことで正常で当たり前という「安全神話」はありません。医療の進歩でハイリスク管理もできるようになりましたが、正常経過であって も急変することもあり、予想のつかない状態が起こることもあるのです。
現状のままでは助産師も危機であると感じています。自身のスキルを磨き 勉強し、医師と連携をとりながら、正常については本来の能力が発揮できる よう頑張らなければならないことを…。
そのためにはみなさんにも協力をお願いしたいと思います。これからも助産師学生や新人助産師にケアを受ける妊産婦さんがおられる でしょう。実は、若い助産師が育っていくのは、先輩助産師が育てるという より、係わらせていただいた妊産婦さんを通してたくさんの学びがあり 育っていくのです。
どうかケアの要望を積極的に伝えていただき、激励して いただきますようお願いします。私は勝手ながら、2008 年は県内の助産師の新たな体制づくりのスタートの 年と位置づけています。みなさんに頑張っている助産師たちを知っていた だくよう「助産師のしごと」についても書いていきたいと思います。
さて 2008 年はみなさんにとって、どんな一年になるのでしょう。たくさんの子どもたちが幸せに産まれ、笑顔に満ち、健やかに成長することを 祈っています。
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