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こそけんコラム
new16: 育児期間を楽しもう !

new16: 育児期間を楽しもう !

「子どもがいるとおしゃれできない」
「子どもがいるから自分のしたいことができない」
「子どもがいるから・・・」

こんなことを時々思うことがありますか。
これは自分のしたいことが思うようにできないことを、子どものせいにしてしまっていますよね。
さぁ、思い出してみましょう。妊娠したときの驚きや嬉しさ、大きくなるお腹や胎動から感じた赤ちゃんとの一体感、産むときの予想外のしんどさ、産まれたときの達成感や安堵感、我が子を抱いたときの幸せな気持ち、素直に生まれてきてくれてありがとうということばが出た・・・。

社会の変化で、働くおかあさんが増えています。育児休業中、同僚にキャリアで差ができるのではと不安になる人もいるかもしれません。
ここで育児の犠牲者と思っているおかあさん、ちょっと考え直してみませんか。
子どもが大きくなってしまえば、当たり前ですが、二度と赤ちゃんに戻りません。今の時期は今しかないのです。あなたのかわいい子どもの成長を見守りながら、あなた自身も育児をしっかり楽しみましょうよ。

おしゃれだってできます。おしゃれすることは高級な洋服を着たりすることだけではないはずです。子どもとお揃いの服を着たり、汚れても大丈夫なようにエプロンやスモックなどをかわいく着てみたり・・・。実際、素敵におしゃれを楽しんでいるおかあさんもいます。
私の子育て中より、子連れでお茶したり食事に出かけられるところがずっと増えました。自分一人で連れて出るのはたいへんですから、友達とあるいは夫の休日に家族で出かけても楽しいですね。
億劫でどうも出かけられないという方は、お友達とお互いの家を行き来したり、天気の良い日に庭や近くの公園で遠足気分なんていうのもいいですよね。

しかし自分が楽しもうと思っていても、実際には、夫や祖父母の協力も不可欠です。
おしゃれや外出を否定的に言わないように、また時には夫婦だけで出かけておいでと子どもを預かってくれても・・・と思うのですが、みなさんのご両親はどのような協力をしてくれていますか。
せめて「大変ね、家事は手抜きでも構わないから」とねぎらいの言葉かけをして欲しいですね。

ただし、
①子どもの前での喫煙は絶対にしないこと (母親だけでなく父親、祖父母など身近な大人の方)
②夜、遅い時間の会合 (飲み会や飲み屋) へ連れて行かないこと
③遊技場 (パチンコ、ゲームセンターなど) へ連れて行いかないこと
④家に子ども (乳幼児) だけ置いて出かけないこと
⑤困ったときに協力してくれる人がいない場合に、緊急時の対応方法 (一時保育、サポートセンター、乳児院などの利用) について情報を得ておくこと

これらのことは絶対に守ってくださいね。お願いします。

おかあさんが楽しく生活していることが、子どもには一番よいこと嬉しいことです。生き生きと楽しみながら生活しましょう !

(メディカルアイズに掲載)
http://www.medicals-i.com/article/249